咲花温泉 朝ごはん 五泉を代表する特産が朝ごはんに登場 名産蓮根わっぱさみ
郷土料理の試食会で出会ったメニュー
毎回その恵まれた土壌や立地から生まれる豊富な食材と、強い絆で結ばれた人々とでメニューがつくられる五泉市・咲花温泉。秋のメニューは、地元で阿賀野川流域の文化を調査・発表している「あがのがわ環境学舎」の皆さんと、数々の地元郷土料理を集めて試食会を行い、その中の一品をベースにしたものです。
郷土料理に五泉らしさを加えた朝ごはん
長年その土地に住んでいても馴染みがなかったり、今や幻ともいえるレシピがあったり、試食会は驚きの連続でした。どれも朝ごはんにふさわしい料理でしたが、その中でも大根と赤唐辛子をつかった「わっぱさみ」に注目。郷土料理としては申し分のない味わいと彩りを持ち合わせた一品でしたが、「せっかくの機会、もっと五泉らしさを加えて新しい郷土食の歴史をつくってみてはどうか」との機運が高まり、かねてから「朝ごはん」の食材として使ってみたかった五泉名産の蓮根にスポットを当てることとなったのです。
伝統の「わっぱさみ」を超えたオリジナル「わっぱさみ」
代々地元で伝わるわっぱさみは、一本の大根を縦に割りそのなかに赤唐辛子を入れてすり下ろし、醤油やみりんなどで味付けしながら炒めます。大根を「割って」、赤唐辛子を「はさむ」ことがその語源といわれています。今回のメニューは大根と蓮根を使い、蓮根の比率を七割にすることでより独特の食感が楽しめるようになっています。二つの根菜の食感に、大根や唐辛子から出るキリッとした辛さがたまりません。今回はあえて『おかず感』を出すために他の旬の食材も多めに入れたり、味も濃いめにしたりと旅館ごとに工夫しています。その出来栄えは朝ごはんだけでなく、酒の肴としても太鼓判の一品です。
咲花温泉・朝ごはん「名産蓮根わっぱさみ」が召し上がれる宿
-
- 碧水荘
- 0250-47-2011
-
- ホテル一水荘
- 0250-47-2231
-
- 阿賀のめぐみ 望川閣
- 0250-47-1000
-
- 翠玉の湯 佐取館
- 0250-47-2211